2024-2025年秋冬ウィメンズ・パリ・ファッションウィークの初日にあたる2月26日(月)、CFCLはパレ・ド・トーキョーのSaut du Loupを舞台に、2022年より公式カレンダーに参加してから初となるランウェイショーを発表しました。シンプルな直線のランウェイを、セルビア出身の現代音楽作曲家Hristina Šušakの制作した、弦楽四重奏による緊張感の漂う旋律が会場全体を包み込みます。スポーティなセットアップや、オケージョンシーンにも寄り添うドレスが交差し、日常生活における緩急ある多様なスタイルを表現しました。
Cadence
グラデーショナルな性別も、さまざまなボディサイズも、一人ひとりの個性を受け入れる特性がニットにはあります。この素材に可能性を感じたCFCLは、機能のある器に用いられるwareという言葉を引用し、新しい概念を作り上げてきました。
VOL.8のテーマは「Cadence(韻律)」です。過度な装飾を削ぎ落とした実用的な衣服は、日常を豊かにするリズムを生み出します。目覚めから夜まで、あるいは平日から休日まで、日々には緊張とリラックスの連続が存在し、そのすべてを衣服はそっと支えています。どんな時間にも寄り添える控えめなエレガンスに着目した、抑揚ある現代生活に向けたKnit-wareの提案です。
LOOK #1, 2, 3, 4, 6, 30, 32, 34, 38, 39
LOOK #3, 8, 9, 10, 11, 12, 13
LOOK #14, 15, 16, 26
合いを手に入れました。ラップスタイルのセットアップは、コンピュータープログラミングニットならではの一重仕立ての編み端が軽やかな印象を与えます。
LOOK #10, 12, 13, 17, 21, 27
LOOK #31, 33, 34, 35, 36, 37
※全てのシリーズにおいて、製造時に裁断工程がないため、ゴミの排出量を最小限に抑えられます。
※2022年7月28日、CFCLは日本のアパレルで初となる、B Corp (Benefit Corporation)に認証されました。※今回のコレクションで発表されたウールとカシミアを除く全ての服に、GRSおよびRCS認証の再生素材を使用しています。
また量産される全ての製品において、VOL.6(Fall/Winter 2023)時点で、地球環境や基本的人権の責任が第三者機関より認証された再生素材を84.1%使用しています。2030年までに量産におけるGRSやGOTSを含む認証素材の使用率を100%にする目標を掲げています。※ファーストシーズンより、一部の商品でLCAを実施しています。前シーズンまでに約半数を対象に公表、2025年までに対象を全商品に拡大し、2030年までにカーボンニュートラルを目指しています。
CFCLのSDGsへの取り組みの詳細は、以下URLよりご覧ください。