CFCLは、2026年春夏ウィメンズ・パリ・ファッションウィークの最終日にあたる10月7日(火)、パリ3区に位置するLa Gaîté Lyrique (ラ・ゲテ・リリック) にてVOL.11のランウェイショーを発表しました。道具としての衣服のあり方を刷新し、透明感と丸みのある柔らかな印象と、マチュアな女性のリアリティを重ねたコレクションです。コンサートのリハーサルのような設えの会場では、室内楽アンサンブルTLF Trioがミニマルで揺らぎのある音楽を奏で、リラックスしたムードを演出しました。
Concreteness
生活の道具として定義するCFCLの衣服は、あえて作り手のインスピレーションを直接的には投影せず、「現代生活のための衣服」を真摯に作り続けています。日々の都市生活において、繊細な季節の変化や身近な歴史の深遠さ、そして周囲の人の心遣いを感じ取れるような、ささやかながらも豊かな気持ちを与えられる存在を目指しています。
「私たちは実をつける植物のように創造したいのである。再現するのではなく。代理を介してではなく、直接に創造したいのである。」
上記の言葉を残したジャン・アルプは1944年「具体芸術」を提唱しました。これに共鳴し、CFCLのVOL .11コレクションは立ち上がりました。具体の想像を膨らませながら、透明な視野を反映するマテリアルで、新しいKnit-wareを表現します。
FLUFFY
www.veja-store.com
※2022年7月28日、CFCLは日本のアパレルで初となる、B Corp (Benefit Corporation) に認証されました。
※今回のコレクションで発表された一部の和紙、ナイロン、レーヨン製品を除くすべての服に、GRSおよびRCS認証の再生素材を使用しています。また量産される全ての製品において、VOL.9 (2025春夏) 時点で、地球環境や基本的人権の責任が第三者機関より認証された再生素材を91.91%使用しています。2030年までにGRSやGOTSを含む認証素材の使用率を100%にする目標を掲げています。
※ファーストシーズンより、一部の商品でLCAを実施しています。前シーズンまでに約81%を対象に公表、2025年までに対象を全商品に拡大し、2030年までにカーボンニュートラルを目指しています。
CFCLのSDGsへの取り組みの詳細は、以下URLよりご覧ください。
www.cfcl.jp/pages/consciousness/


