


Eiko Ishibashi
石橋英子
音楽家
ー あなたにとって「Clothing=衣服」とは、どんな存在ですか?
時によってとても違うもの。
常におしゃれしている人になりたいとは思うものの、仕事を家で毎日していることが多いので、何を着るかまで考えが及ばず、“そこにある”、“すぐ洗濯できる”服を選んでしまい、ただ“体を隠すもの”、“ただ寒さをしのぐもの”、“とりあえず着ておくもの”となってしまいがちだが、理想は家にいてもお洒落しているおばあさんでいたい。
ただ、音楽に対して厳しさを持つのと同じように、“何を着るか”ということに対しても、ある意味“自分”を抜きにして厳しく考えられるのではないかとふと思いました。
ー あなたにとって「Contemporary Life=現代生活」とは、どんな生活ですか?
自分は幸いなことに、SNS以前の生活も長かった世代でもあり、かつ人と簡単に“つながる”ことに対しても少し冷めた気持ちもあるので、そこまでSNSにふり回され無いけれど、ただ、少し“かき回したい”気持ちもある。
アルゴリズムから遠ざかりたいと言うよりも、とてもくだらない要因によって、アルゴリズムを混乱させた!!という気持ちを持ってSNSと対峙していきたいものである。あと、やはり(どんな時代でもそうであるように)、歴史を学ぶのは大事だと感じる。余計な不安や無意味な焦燥感にかられるより歴史を学ぶと良いと思った。それにより“現代生活”の時間の過ごし方、情報の処理の仕方なども変わってきたと思う。
あと、実感としては、田舎で暮らす方が、実際行動範囲が良い意味で広がり、海外でもローカルでも様々な人や生活にふれることが出来たように思う。
ー あなたが今考える事は、どんな事ですか?
・4月にパリのIna-GRMで録音したシンセの編集
・次の歌のアルバムの作曲
・現在製作中のタイの映画“Fiction”の音楽の準備のために、タイの歴史を学び、タイに渡航して街を歩いたり撮影現場にいき、音を録音している












