Fall/Winter 2026
CFCLは、2026年秋冬ウィメンズ・パリ・ファッションウィークの最終日にあたる3月10日(火)、
Palais de Tokyo の Saut du Loup にてVOL.12のランウェイショーを発表しました。
柔らかな自然光が差し込む開放的な空間の中で、アーティストBenVidaによるライブパフォーマンスから生まれる
ミニマルなサウンドと詩的な声の語りが、緊張感をまといながら幾層にも重なり合います。
しなやかなドレープと彫刻的なフォルムをあわせ持つニットウエアによって、着る人と社会を結ぶ衣服の可能性を提示するコレクションです。
LOOK



THEME
Sculpture
CFCLは、服づくりを通してより良い社会を作れないか、という問いを携えてクリエイションを続けています。
社会と着る人を繋ぐメディアでもある衣服は、
身に纏うことで作り手の意志を拡散するマルチプル作品のようでもあります。
VOL.12は 、没後40年となるヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」という概念に改めて向き合います。
社会運動とアートを結びつけ、新しい社会の創造を目指し、芸術の定義を拡張したボイス。
ソーシャル・インパクトとクリエイション、そして美意識を横断する彼の実践に学び、
概念としての「彫刻」をKnit-wareに重ね合わせます。
FELT INSPIRATION
ヨーゼフ・ボイスのフェルト作品群が持つ無造作なドレープや単一素材のミニマルな表現に着想を得ています。
TW INLAY
TW INLAYシリーズは、ニュージーランド産のノンミュールジングウールと内モンゴル産のカシミヤをブレンドした編み地で、
弾力性の高い再生ポリエステルを挟み込む三重構造により、肉厚な張りと温かみを両立させました。
ニットならではの編み端を使った仕立てとメランジ調の編み地が、フェルトのような印象を与えます。
裏地の無いたっぷりとしたボリュームのコート(LOOK #1, 2, 3, 9, 12, 14, 15, 19, 25) は、
首の後ろに帯を渡すことで、後身頃に強いドレープを生み出しています。
AC MILAN / MILAN VELVET
無造作なドレープが、複数の薄手の素材を用いて現代的に描き出されています。
再生ポリエステル100%を使用した定番のMILANシリーズ (LOOK #18, 27, 31)に加え、
アセテートのブライト糸をブレンドしたAC MILAN (LOOK #16, 20, 25, 26, 28, 37)、
レーヨンのモール糸をブレンドしたMILAN VEVELT (LOOK #10, 21)で、繊細なドレープを秋冬コレクションらしく表現。
いずれも身返しのないニットならではの仕立てにより、軽やかなスタイルが生まれました。
BARK INSPIRATION
ブランド創設以来初めてとなるモチーフ柄は、樫の木の樹皮から着想を得た箔プリントです。
ドイツのカッセルにあるヨーゼフ・ボイスの作品「7000本の樫の木」(1982-1987)プロジェクトへのオマージュとなっています。
SOFT PORTRAIT FOIL / SOFT MILAN FOIL
タイトフィットなSOFT PORTRAIT FOILのドレス (LOOK #32)は、キュプラポリエステル糸を用いて無縫製リブニットで編み立てたのち、
製品に箔プリントを施しています。蹴回しが6mあるSOFT MILAN FOILのフレアドレス(LOOK #29, 35)は、
メタリック糸の無縫製リブニットで編み立てた上半身部分と、ミラノリブ組織で編み立て箔をプリントした扇型のスカートを、ドレープを作りながら縫い合わせました。
いずれの箔プリントも、バインダーを非常に薄く乗せる高度な技術によって、ストレッチ地でも滑らかな艶の表現を可能にしています。
FLUFFY FRINGE FOIL / ENCHANT
樫の樹皮模様は3Dテクスチャーでも表現され、特別なオケージョンドレスへと展開されます。
FLUFFY FRINGE FOILのドレス(LOOK #30, 34, 36, 38, 43)は、箔プリントを施したプレート状のニットフリンジと2色のメタリックな糸状のフリンジ3種類1,265本を、
本体にプログラミングで開けられた穴に手で1本1本通しています。
ENCHANTのトレーンドレス(LOOK #39,40)は、シルバーとブラック2,670個のスパンコールによって、より一層エレガントにアップデートされました。
VEJA COLLABORATION
サプライチェーンにおける透明性の高いスニーカーづくりを追求して始まったVEJAとのコラボレーション。
第2弾では、機能的なデザインと革新的な素材への探求をさらに深め
ました。
現代を生きる人々の道具としてのニットウエアを提案するCFCLの洗練されたスタイルを取り入れ、
引き算されたデザイン性と素材へのこだわりを表現しています。
発売は2026年初秋を予定しています。
https://www.veja-store.com/
※CFCLは、2022年7月に日本のアパレルで初となるB Corp (Benefit Corporation) となり、
2026年1月には日本企業として最高得点を獲得し再認証されました。
CFCLのSDGsへの取り組みの詳細は、以下URLよりご覧ください。
https://cfcl.jp/pages/consciousness
Ben Vida
ニューヨークをベースに活動する作曲家、アーティスト。
その実践は、声やアンサンブルのための作品から、ミュージック・コンクレート、エレクトロ・アコースティックの即興まで、多岐にわたる。
これまでに、Présences Électronique(INA/GRM)、Unsound Festival、Rewire Festival、e-flux、Museum of Modern Art(MoMA)、Dia Beacon、
ZKM | Center for Art and Media、Brooklyn Academy of Music(BAM)、
Semibreve Festivalなど、国際的な舞台で作品を発表してきた。
近年のリリースには、YarnWire Ensembleとのコラボレーション作品『The Beat My Head Hit』
(Shelter Press)や 、
『 Vocal Trio』
(Blume Editions)がある。また、最新作『Oblivion Seekers』は、2026 年春に
Shelter Pressよりリリース予定。
https://benvida.bandcamp.com










